
HTMLを書いていると、「ここは後で修正する」「この部分は一時的に非表示にしたい」など、メモや説明を残しておきたい場面があります。
そんなときに便利なのが HTMLコメント です。この記事では、コメントの基本的な書き方と活用方法をやさしく紹介します。
HTMLコメントの基本構文
HTMLでコメントを記述するには、以下のような構文を使います。
<!-- ここにコメントを書く -->
このコメントはブラウザには表示されず、HTMLソースコード上だけに残ります。
コメントの使い方例
① コードにメモを残す
<!-- このセクションは後で差し替える予定 -->
<section class="news">
<h2>お知らせ</h2>
</section>
② 一時的にコードを無効化する
表示させたくない部分をコメントアウトすることで、一時的に無効にできます。
<!--
<div class="banner">
キャンペーン情報
</div>
-->
③ セクションを区切ってわかりやすくする
<!-- ヘッダーエリアここから -->
<header>...</header>
<!-- ヘッダーエリアここまで -->
コメントの注意点
- コメントの中に
--
(ハイフン2つ)を含めないように注意しましょう。 - コメントはSEOや表示速度に影響しませんが、必要以上に多すぎると可読性が下がることもあります。
おわりに
コメントはコードのメモや一時的な非表示処理などにとても便利です。
自分だけでなく、他の人が見たときにも分かりやすいコードを書くために、積極的に活用していきましょう。
次回は「CSSコメントの書き方」や「JavaScriptのコメント」といった他の言語のコメント方法も紹介します!