
SEO対策を始めたけれど、検索順位の変化をどうやって追えばいいかわからない…。そんな初心者におすすめなのが、検索順位チェックツール「GRC」です。
GRCはWindows専用のソフトですが、無料版でも十分に実用的で、サイト改善に役立つヒントが得られます。
GRCとは?
GRCは、特定のキーワードで自分のサイトが何位に表示されているかをチェックし、推移を記録してくれる検索順位チェックツールです。毎日の順位変動を確認できるため、SEO施策の効果を測るのに最適です。
無料版でできること
- URL1件まで登録可能
- キーワード20件まで登録可能
- Google・Yahoo!・Bingの順位取得に対応
- グラフ表示や推移チェックもOK
GRCのインストール方法
まずは公式サイトからGRCをダウンロードしてインストールします。
https://seopro.jp/grc/
インストール後は、起動して以下の手順で初期設定を行いましょう。
サイトとキーワードの登録手順
GRCでは、まず「URL(サイト)」と「チェックしたいキーワード」を登録します。
- メニュー「編集」→「項目新規追加」を選択
- チェック対象のURL(例:https://www.hpbuild.net/)を入力
- 調べたいキーワードを1件ずつ入力
- 「実行」ボタンで順位を取得
これで登録完了です。次回からGRCを起動するだけで、自動的に順位を取得してくれます。
順位データの見方と分析ポイント
- 順位列: 現在の掲載順位
- 前回比: 前回の順位との差
- グラフアイコン: 順位の推移をグラフで表示
特定のキーワードで順位が上がった記事や、落ち込んだ記事を把握することで、リライトや強化すべきポイントが見えてきます。
SEO改善に活かすチェックのコツ
- 圏外→20位以内: 検索に引っかかり始めた記事はチャンス
- 1位〜10位付近: タイトルやディスクリプションを微調整してCTR向上を狙う
- 順位が落ちた記事: 検索意図の変化や競合記事の出現に注意
初心者が覚えておきたいSEOの基本
- 検索意図を満たす内容か: ユーザーが知りたいことに答えている?
- 見出し構造が明確か: H2/H3で情報を整理しよう
- キーワードを適切に配置: タイトル・冒頭・見出し・本文に自然に入れる
- 内部リンクを活用: 関連記事を適切につなぐと評価アップ
まとめ
GRCは、無料でも非常に実用的な検索順位チェックツールです。毎日の順位変動を確認することで、記事ごとの成長や改善のヒントを得ることができます。
「順位を確認する → 改善点に気づく → リライトする」このサイクルを回すことが、SEOの本質でもあります。まずはGRCを導入して、検索順位チェックを習慣にしてみましょう。
Web制作やHTML/CSSの学習に役立つ情報を初心者向けに発信しています。
プロフィールはこちら