CSSのline-heightとは?行間を調整して読みやすい文章にしよう

CSS line-height 解説ビジュアル

「文章が読みにくい」「文字が詰まって見える」そんなときに活躍するのが CSSのline-height(ラインハイト)です。
行間を調整することで、テキストの読みやすさを大きく向上させることができます。この記事では、line-heightの基本とおすすめの使い方を紹介します。

line-heightとは?

line-heightは、テキストの「行の高さ=行間」を指定するCSSプロパティです。
行間が広すぎたり狭すぎたりすると、読みにくくなってしまうため、適切な設定が重要です。

主な指定方法

指定方法特徴
数値(単位なし)line-height: 1.6;フォントサイズに対する倍率で指定(推奨)
パーセントline-height: 160%;フォントサイズの割合で指定
長さline-height: 24px;絶対値で指定(固定高さ)

基本的な使い方

① 標準的な行間を指定(1.6倍)

p {
  line-height: 1.6;
}

② 小さめの行間(1.2倍)

.compact-text {
  font-size: 14px;
  line-height: 1.2;
}

③ 固定ピクセルでの指定(例:24px)

.fixed-line {
  font-size: 16px;
  line-height: 24px;
}

おすすめのline-height値

  • 本文用:1.5〜1.8 程度が読みやすい
  • 見出し用:やや詰めて 1.2〜1.4
  • モバイル:余白を意識してやや広め

おわりに

line-heightを適切に設定するだけで、文章の見やすさ・印象は大きく変わります。
特にWebサイトでは、画面サイズによって印象が変わるので、レスポンシブ対応も意識して行間を調整してみましょう!