目次
- Googleサーチコンソールとは何か
- Googleサーチコンソールで分かること
- 検索キーワード
- ページの表示回数とクリック数
- 平均掲載順位
- インデックス状況
- サイトの問題点
- Googleサーチコンソールの導入方法
- Googleアカウントにログイン
- サイトをサーチコンソールに登録
- 所有権の確認方法
- Googleサーチコンソールの使い方 基本編
- サーチパフォーマンスを見る
- インデックス状況の確認
- カバレッジ
- URL検査を使う
- URL検査の流れ
- リンクの確認
- ページエクスペリエンスの確認
- モバイルユーザビリティ
- Googleサーチコンソールの応用的な使い方
- 検索キーワードから改善ポイントを見つける
- 表示回数は多いのにクリックが少ない
- 順位が11位前後
- 想定外のキーワードで表示
- インデックスされない原因を発見する
- エラー通知でトラブルにすぐ気づける
- Googleサーチコンソールの特筆すべきポイント
- Googleが直接提供しているSEO公式ツールである
- 無料で利用できるのに機能が豊富
- 改善ポイントが明確にわかる
- 競合調査にも活用できる
- まとめ
Googleサーチコンソールとは何か
Googleサーチコンソール(Search Console)は、Googleが無料で提供している公式ツールで、WebサイトがGoogle検索でどのように評価されているかを確認・改善できる管理ツールです。
SEO対策を行う上で最も重要なツールの一つであり、アクセス解析のGoogleアナリティクスと並んで必須とされています。
検索結果での表示状況や、Googleが認識しているサイトの問題点、インデックス状況を知ることができ、サイト改善に不可欠な情報が集まっています。
Googleサーチコンソールで分かること
サーチコンソールでは主に次の情報を確認できます。
検索キーワード
ユーザーがどのキーワードで検索し、どの程度クリックしているかが分かります。
ページの表示回数とクリック数
各ページが検索結果にどれだけ表示され、どれだけクリックされているかを可視化できます。
平均掲載順位
検索結果で何位に表示されているかを確認できます。
インデックス状況
Googleがページを正しく認識しているか、未登録のページがないかなどを把握できます。
サイトの問題点
モバイルのエラー、ページの速度や構造データの問題など、サイト運営で改善すべき点を教えてくれます。
Googleサーチコンソールの導入方法
Googleアカウントにログイン
Googleアカウントを持っているだけで利用可能です。
サイトをサーチコンソールに登録
管理画面からURLを入力し、サイト所有権を確認します。
所有権の確認方法
次のいずれかで確認できます。
- サーバーにHTMLファイルをアップロード
- metaタグをheadに追加
- DNSレコードを設定(最も安定的)
- Googleアナリティクスで確認
初心者には metaタグ追加かHTMLファイルアップロードが分かりやすい方法です。
Googleサーチコンソールの使い方 基本編
サーチパフォーマンスを見る
最もよく使うのは「検索パフォーマンス」画面です。
ここでは以下が分かります。
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR(クリック率)
- 平均掲載順位
- 表示されたキーワード一覧
- クリックと表示の推移
SEO改善の中心となるデータがここに集まっています。
インデックス状況の確認
Googleがページを見つけているかどうかを確認するための重要な項目です。
カバレッジ
- 有効(問題なし)
- インデックス未登録
- エラー
- 警告あり
問題がある場合は詳細が表示されるため、早期の修正が可能です。
URL検査を使う
新しい記事を公開したときや修正したときに、Googleに早く認識してほしい場合に使います。
URL検査の流れ
- 対象URLを入力
- 「インデックス登録をリクエスト」
- 数分〜数日でGoogleが再クロール
SEOでは非常に重要な工程です。
リンクの確認
内部リンク(自サイト内リンク)
外部リンク(他サイトからのリンク)
を確認できます。
特に外部リンクはSEO評価に関わるため重要です。
ページエクスペリエンスの確認
コアウェブバイタル(ページ速度・安定性・反応速度など)をチェックできます。
改善すべき項目がリスト化されるため、ユーザー体験の向上につながります。
モバイルユーザビリティ
スマホで閲覧した際に問題がないか確認できます。
モバイル対応はSEOに直結するため、必ずチェックすべき項目です。
Googleサーチコンソールの応用的な使い方
検索キーワードから改善ポイントを見つける
以下のようなパターンを見つけることでSEO改善ができます。
表示回数は多いのにクリックが少ない
→ タイトル・メタディスクリプション改善の余地あり
順位が11位前後
→ ちょっとした改善で1ページ目に入る可能性が高い
想定外のキーワードで表示
→ 新しい記事テーマのヒントになる
インデックスされない原因を発見する
サーチコンソールは「なぜページがインデックスされないか」の理由を教えてくれます。
例:
- noindexが設定されている
- canonicalが別ページに向いている
- サーバーエラー
- robots.txt のブロック
- モバイル不具合
これらはSEOに致命的になるため、早期発見が重要です。
エラー通知でトラブルにすぐ気づける
Googleサーチコンソールは問題があればメールで通知してくれます。
例えば:
- サイトが急にクロールできなくなった
- 速度が遅い
- 構造化データのエラー
- セキュリティ問題
運営を続けるうえで非常に頼りになる機能です。
Googleサーチコンソールの特筆すべきポイント
Googleが直接提供しているSEO公式ツールである
他のツールとは違い、Googleの評価をそのまま見ることができます。
無料で利用できるのに機能が豊富
SEO対策の基盤になるツールです。
改善ポイントが明確にわかる
何を修正すればよいかがはっきり示されるため、初心者でも判断しやすいです。
競合調査にも活用できる
キーワードの傾向を把握することで、競争が緩い狙い目も見えてきます。
まとめ
Googleサーチコンソールは、SEO対策に欠かせない最強の無料ツールです。
検索パフォーマンスの確認、インデックス状況の把握、問題点の発見、改善ポイントの提示など、サイト運営に必要な情報がすべて揃っています。
初心者でも基本機能を使いこなすことで、検索順位の改善やアクセス向上につながります。
さらに細かい使い方や改善分析なども学びたい場合は、続編記事としてより高度なSEO解説も作成可能です。