
WordPressで技術系の記事を書いていると、HTMLやCSS、JavaScriptなどのコードを貼り付けたい場面がありますよね。
でも、単にコードをそのまま貼っても、見た目が整わず読みにくくなりがちです。
この記事ではプラグインを使わずに、WordPressで見栄えのよいコードブロックを表示する方法を紹介します。
コードを表示する基本のタグ
まずはHTMLの基本的な構文を押さえましょう。
<pre><code>
ここにコードを記述
</code></pre>
<pre>
は改行や空白をそのまま表示し、<code>
はコンピュータコードであることを示します。
WordPressで使うときの注意点
投稿エディターに直接<
や>
を打つと、HTMLとして解釈されてしまいます。以下のようにエスケープ(置き換え)する必要があります。
<
→<
>
→>
&
→&
コードをきれいに表示するCSS
テーマによってはコードがそのまま無装飾で表示されます。見やすく整えるために、CSSを追加しましょう。
pre code {
display: block;
padding: 1em;
background-color: #f4f4f4;
border-left: 4px solid #3498db;
overflow-x: auto;
font-family: 'Courier New', monospace;
font-size: 14px;
line-height: 1.6;
color: #333;
}
このCSSを外観 → カスタマイズ → 追加CSSに貼り付ければ、全体の見た目が整います。
テーマに合わせたクラスを追加する
サイトのデザインに合わせて、枠や色を変更したい場合は独自クラスを付けて調整可能です。
<pre class="my-code"><code>
コード内容
</code></pre>
その上で、CSSに以下を追加します:
.my-code {
background-color: #2d2d2d;
color: #eee;
border-radius: 6px;
}
プラグイン不要のメリット
- サイトが軽くなる:余計なJavaScriptやCSSが読み込まれない
- 表示崩れが少ない:テーマに合わせて柔軟に調整可能
- セキュリティ面でも安心:外部製の古いプラグインによる脆弱性リスクがない
おわりに
プラグインを使わなくても、<pre><code>タグとCSSを使えば、きれいなコードブロックを表示することができます。
エスケープ処理を忘れずに行い、テーマに合ったスタイルを適用するだけで、初心者でもすぐに実践できます。
技術ブログやメモ記事を書く方は、ぜひこの方法を取り入れて、読みやすく見やすい記事にしていきましょう!
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